リオの豪州選手団、今度は火災避難中に盗難被害

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リオ五輪の開幕が迫る中、オーストラリアの選手団がトラブルに相次いで見舞われている

リオ五輪の開幕が迫る中、オーストラリアの選手団がトラブルに相次いで見舞われている

(CNN) リオデジャネイロ五輪の選手村で先週、オーストラリア選手団が盗難の被害に遭っていたことが分かった。

オーストラリア選手団の宿泊棟で先月29日、地下駐車場から火が出るぼや騒ぎがあり、約100人の選手が避難した。

キティ・チラー団長によると、この間に自転車チームのメンバーのノートパソコン1台と、選手団のチームTシャツが盗まれた。

チラー氏は、選手団が避難している間にチームTシャツを持ち出す3人組を見たという。消防活動に協力したボランティア・スタッフが謝礼としてTシャツを受け取ったのかと思ったが「そうではなかったようだ」と、同氏は話す。

持ち出されたのは、蚊が媒介するジカウイルス感染症(ジカ熱)への対策としてデザインされた長袖の「ジカ・シャツ」で、この日の午前中に届いたばかりだった。

チラー氏はまた、ぼや騒ぎの時点で火災報知器が作動しなかったとも指摘した。隣接する建物での保守作業にともない、選手団に無断で解除されていたとみられる。このため、眠っていて騒ぎに気付かなかった選手もいるという。

オーストラリア選手団は当初、トイレの詰まりや配管の水漏れなどのトラブルで選手村での宿泊を見送り、27日に入村したばかりだった。

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