写真特集:中国古来の装丁技法「龍鱗装」を見る

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120章で構成される複雑な構造の本の制作に当たり、清時代の芸術家、孫温が描いた230枚の絵の再現という骨の折れる作業を行う必要があった=Jacquie Manning

120章で構成される複雑な構造の本の制作に当たり、清時代の芸術家、孫温が描いた230枚の絵の再現という骨の折れる作業を行う必要があった=Jacquie Manning

書物を精巧に装丁する中国の古代芸術「龍鱗装(りゅうりんそう)」の歴史は、今から1000年以上前の唐の時代までさかのぼる。王族や読み書きができる上流階級の家庭で代々伝わった龍鱗装の書籍は完成品が龍に似ており、各ページが龍の鱗に見えることからそう呼ばれるようになった。中国の芸術家チャン・シャオドン(張曉棟)氏が現代によみがえらせた「龍鱗装(りゅうりんそう)」の技巧を、同氏の作品で概観する

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