警察が「ウサギのおまわりさん」採用、警官や住民の癒やしに期待 米加州

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米カリフォルニア州ユバシティー警察にウサギの「パーシー」が採用された/Yuba City Police Department

米カリフォルニア州ユバシティー警察にウサギの「パーシー」が採用された/Yuba City Police Department

(CNN) 米カリフォルニア州のユバシティー警察は、心を癒やしてくれる新人警官としてウサギの「パーシー」を採用したと発表した。フェイスブックの投稿には小さな警察犬のハーネスを着けた白茶ウサギの写真を添え、「おまわりさんのパーシーは日中、警察署に駐在しています。みんなを支えてくれる動物です」とコメントしている。

パーシーの別名は「オフィサー・ホップス」。職員の心の健康増進に重点を置く同警察の取り組みの一環として採用された。署内ではストレスを和らげてくれる存在として、地域社会では住民に親しんでもらう存在としての役割を果たす。

パーシーは警察官のアシュリー・カーソンさんが昨年10月、道路上で発見。ペットとして飼育されていたウサギと判断して動物管理局に持ち込んだが、飼い主は現れなかった。

警察犬のハーネスを着けた雄ウサギのパーシー/Yuba City Police Department
警察犬のハーネスを着けた雄ウサギのパーシー/Yuba City Police Department

そこで別の警官が里親になり、発見場所の道路「パーシー・アベニュー」にちなんでパーシーと命名された。

心を支えてくれる動物の人気はここ数年で高まっている。不安やうつの軽減など健康上のメリットがあることを裏付ける研究論文も相次いで発表されている。

2020年の研究では、動物に触れることで認知や感情をつかさどる脳の活動が活発化することが判明。22年の研究では、セラピー犬と10分間一緒に過ごすだけで、緊急治療室の患者の苦痛が軽減することが分かった。

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