地中で獲物を捕らえるウツボカズラの新種発見 インドネシア

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この植物には捕虫袋があり、最大11センチの生き物を閉じ込めるために使われる/Martin Dančák

この植物には捕虫袋があり、最大11センチの生き物を閉じ込めるために使われる/Martin Dančák

地中にわなを仕掛けることが分かっている食虫植物はほかに3種類のみ。ただそれらのわなの仕組みはどれも非常に異なっているほか、今回の新種と異なり、極めて小さな生物しか捕獲できないと、研究者らは説明する。

新たに発見されたウツボカズラの捕虫袋には、蚊の幼虫や線形動物、同じく新種とみられるミミズの一種など、数多くの生物がいたという。

今回の発見はボルネオ島の自然保護にとっても重要な意味を持つ。同島は生物多様性のホットスポット(絶滅危惧種が多く生息し、保全が急がれる地域)となっている。

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