地雷探知の英雄ネズミ「マガワ」逝く カンボジアで活躍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
英獣医の慈善団体「PDSA」からメダルを授与されたネズミの「マガワ」=2020年9月25日/PDSA/AFP/Getty Images

英獣医の慈善団体「PDSA」からメダルを授与されたネズミの「マガワ」=2020年9月25日/PDSA/AFP/Getty Images

(CNN) 地雷除去活動を行っている非営利組織のAPOPOは11日、カンボジアの地雷探知に活躍して表彰された「英雄ネズミ」が死んだと発表した。8歳だった。

英雄ネズミと呼ばれたアフリカオニネズミの「マガワ」は現役時代、地雷などの爆発物100個以上を発見。その功績が認められ、英国の慈善団体から2020年に金メダルを授与された。

「英雄ネズミのマガワがこの週末、安らかに逝った。マガワの健康状態は良好で、先週はいつものように夢中で遊んでいたが、週末にかけて元気がなくなって寝ている時間が長くなり、最後の数日は餌に関心を示さなくなった。昨年11月に誕生日を祝い、8歳の長寿に達していた」。APOPOはそう発表した。

マガワが命を救ったレガシーは永遠に残るとAPOPOは述べ、「素晴らしい功績に感謝する」と追悼。「カンボジアの人たちは彼の貢献のおかげで、命や手足を失うことを恐れずに生活したり働いたり遊んだりできるようになった」と指摘した。

マガワはタンザニアのソコイネ農業大学で13年11月に生まれ、優れた嗅覚(きゅうかく)を使って爆弾を見つけ出す能力を習得。3年後、カンボジアのシエムレアプで地雷探知活動を始めた。21年には現役を引退していた。

APOPOが訓練したネズミは、地雷に使われる爆薬の臭いを探知して訓練士に知らせることができる。

同組織はマガワなどの貢献も手伝って、カンボジアの22万5000平方メートル以上の土地で地雷を除去してきた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]