クリスマスツリーに潜んだ毒ヘビ発見、飼い猫が気づく 南ア
(CNN) 南アフリカの民家でこのほど、夫婦がクリスマスツリーの飾りの間に潜んだ毒ヘビを発見する出来事があった。見つかったのはアフリカ有数の猛毒を持つヘビだったが、2人はただちに捕獲業者を呼んで事なきを得た。
ロブ・ワイルドさん(55)とマルセラ・ワイルドさんは10日、ツリーの飾り付けを終えた数時間後、飼い猫が枝を凝視しているのに気づいた。
ロブさんは英国人の株式市場トレーダーで、コスタリカ人の妻と一緒に18年前に南アに移住にした。14日のCNNの取材に「猫たちがツリーをじっと見ていたので、妻は『多分どこかにネズミがいるのね』と話していた」と振り返った。
ヘビが発見された南アフリカ西ケープ州の自宅に住むワイルドさん一家/Rob Wild
だが夫婦は間もなく、ネズミとは相当異なる動物がこちらを見ているのを発見した。毒ヘビのブームスランだった。
「この時点では何の種類か分からなかったが、自宅周辺に生息するヘビをグーグル検索したところ、すぐにブームスランだと判明した。『なんてことだ。毒ヘビの王様じゃないか』と思った」とロブさんは振り返る。