サルが苦悶の表情?、「コメディー野生動物写真賞」の大賞発表

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大賞を取ったゴールデンシンクモンキーの写真。ワイヤにまたがり、何ともつらそうな形相を浮かべる/Ken Jensen/Comedy Wildlife Photo Awards 2021
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大賞を取ったゴールデンシンクモンキーの写真。ワイヤにまたがり、何ともつらそうな形相を浮かべる/Ken Jensen/Comedy Wildlife Photo Awards 2021

(CNN) 「コメディー野生動物写真賞」の運営団体は17日、苦悶(くもん)の表情を浮かべているように見えるサル(ゴールデンシンクモンキー)の写真が今年の大賞に輝いたと発表した。

この写真は英国のアマチュア写真家、ケン・ジェンセン氏の作品。運営団体の声明によると、他の7000人の応募者との競争に勝ち抜いた。

ジェンセン氏は2016年、中国南西部雲南省の潯江で、雄ザルが橋を支えるワイヤの上に座った瞬間をみごとに捉えた。

同氏は声明で「私の作品が優勝したことを知って胸がいっぱいになった。今回は本当に多くの素晴らしい応募写真が寄せられていただけに、喜びもひとしおだった」と述べ、自分の写真が保護活動支援に貢献するだけでなく、世界の人を笑顔にしていると知るのは素晴らしい気分だと語っている。

今年の賞の総純収入のうち、10%あまりはボルネオのグヌンパルン国立公園でオランウータン保護に取り組む組織に寄付される。

昨年の優勝作品は、カメラに向かって中指を立てているように見えるカメを捉えたマーク・フィッツパトリック氏の写真だった。2年前にはサラ・スキナー氏が、ライオンの子どもが自分より大きな個体の股間に飛びかかる様子を捉えた写真で1位に輝いていた。

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