道に迷った登山客、「知らない番号だから」と電話に出ず 米コロラド州

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道に迷った登山客をめぐり、救助隊が遭難した場合は知らない番号でも電話に出るように呼び掛けている/Dave Stamboulis/Alamy

道に迷った登山客をめぐり、救助隊が遭難した場合は知らない番号でも電話に出るように呼び掛けている/Dave Stamboulis/Alamy

(CNN) 山の中で遭難したり道に迷ったりした時に電話がかかってきたら、たとえ知らない番号だったとしても、電話に出てほしい――。米コロラド州の救助隊がハイカーにそんなアドバイスを行っている。

同州レイク郡捜索救助隊のフェイスブックによると、エルバート山に出かけたハイカーが戻らないという連絡が入ったのは先週のことだった。このハイカーは18日午前9時ごろ出発し、午後8時になっても戻らなかった。

救助隊は何度もこのハイカーの携帯電話に電話したが、応答はなかった。

5人で組織する捜索隊は、登山者が遭難しやすい場所を捜索したが、翌午前3時にいったん捜索を打ち切り、午前7時に3人の捜索隊が別の場所を探した。

このハイカーが宿泊場所に戻ったという知らせがあったのは、同日午前9時半ごろだった。ハイカーは、自分が捜索されていることは知らなかったという。

今回の出来事の教訓として捜索救助隊は、「捜索対象者は私たちから何度もかかってきた電話を、知らない番号だからと無視していた」「もし予定の時刻を過ぎていて、知らない番号から何度も電話がかかってきたら、どうか電話に出てほしい。その相手はあなたの安全を確認しようとしている捜索救助隊かもしれない」と書き込んでいる。

エルバート山(標高約4400メートル)はコロラド州の最高峰。比較的簡単に登山できることから人気がある。

捜索救助隊が探していたハイカーは暗くなって道に迷い、一晩中歩いて登山道に戻り、自分の車を止めた場所にたどり着いていた。

森林限界を越えれば雪で登山道が見えにくくなり、足跡も風にかき消されて下山道が分からなくなることもあると同隊は警告している。

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