タスマニアデビル繁殖させた島でペンギン壊滅、保護活動の代償 オーストラリア

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タスマニアデビルから捕食される危険がなくなればペンギンのコロニーは再生できるかもしれないという/Courtesy Dr. Eric J Woehler

タスマニアデビルから捕食される危険がなくなればペンギンのコロニーは再生できるかもしれないという/Courtesy Dr. Eric J Woehler

マリア島のタスマニアデビルは繁殖に成功し、12~13年の28頭から、16年には推定100頭にまで増えた。

ところがこの取り組みは代償を伴った。昨年学会誌に発表された論文では、タスマニアデビルがミズナギドリのコロニー(集団)を「壊滅させた」と報告していた。

バードライフ・タスマニアのエリック・ウェーラー氏は、鳥類への影響について「失われるかどうかではなく、いつ失われるかの問題だ」と指摘する。

保護団体や研究者からは、タスマニアデビルを移住させる前から、ペンギンやミズナギドリに悪影響を及ぼしかねないと危惧する声が上がっていた。

ウェーラー氏は、「感染症に対するタスマニアデビルの抵抗力は強まっている」と述べ、今こそマリア島からタスマニアデビルを一掃すべき時だと強調。捕食される危険がなくなれば、ペンギンのコロニーは再生できるかもしれないと期待をのぞかせている。

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