バイデン前米大統領、進行性の前立腺がんと診断 骨に転移

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米国のジョー・バイデン前大統領/Chris Kleponis/CNP/Bloomberg/Getty Images via CNN Newsource

米国のジョー・バイデン前大統領/Chris Kleponis/CNP/Bloomberg/Getty Images via CNN Newsource

(CNN) 米国のジョー・バイデン前大統領(82)の事務所は18日、バイデン氏が進行性の前立腺がんと診断され、がんが骨にまで転移していることを明らかにした。

発表によると、バイデン氏は排尿の症状が強くなったことから診察を受け、16日に前立腺がんと診断された。前立腺がんの悪性度を示すグリソンスコアは10段階で上から2番目の「9」とされ、骨にも転移していることが分かった。がんは進行性だが、ホルモン療法に反応があると思われ、効果的な管理は可能だとしている。

現在は家族や医師と相談しながら治療の選択肢を検討しているという。

この数日前、バイデン氏の広報は、同氏が検査の結果、前立腺に「小さな結節」があると診断されたことを明らかにしていた。

関係者によると、バイデン氏は週末をデラウェア州ウィルミントンの自宅で過ごしている。

ドナルド・トランプ大統領は18日、「メラニアと私はジョー・バイデンの診断のことを聞き、とても悲しんでいる。ジル(バイデン夫人)と家族に心からお見舞い申し上げ、ジョーの早期回復を祈る」と自身のSNSに投稿した。

バイデン政権の副大統領を務めたカマラ・ハリス氏も、「ジョーは闘う人。この困難にも、これまで通りの強さと回復力と前向きな姿勢で立ち向かってくれると確信している」とXに書き込んだ。

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