古代の巨大サイ「パラケラテリウム」、新種の化石発見 陸生哺乳類で最大

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「パラケラテリウム・リンシャエンセ」の第2頸椎(けいつい)の化石/Courtesy Deng Tao

「パラケラテリウム・リンシャエンセ」の第2頸椎(けいつい)の化石/Courtesy Deng Tao

鄧氏によると、パラケラテリウムの体重は24トンとゾウ6頭分に相当する。肩の高さは約4.9メートル、頭部の高さは約7メートルで、全長は約7.9メートルに達したという。

これと比較すると、成長したキリンのオスは場合によっては体高5.5メートルを超え、メスの体高は約4.2メートルに達する。

パラケラテリウムは今の中国、モンゴル、カザフスタン、パキスタンのほか、少数ではあるが東欧にも住んでいた。約3100万年前の時点ではチベット高原北部が生息域だったが、その後カザフスタンに移動し、続けてパキスタンに生息域を広げた。

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