豪州の新種の恐竜、同国史上最大と研究者 体長はバスケットコート並み

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当該の恐竜の化石とともに写真に収まるENHMのロビン・マッケンジー氏/Courtesy Eromanga Natural History Museum

当該の恐竜の化石とともに写真に収まるENHMのロビン・マッケンジー氏/Courtesy Eromanga Natural History Museum

サイズは臀部(でんぶ)までの高さが5~6.5メートルで、前後の長さは25~30メートル。ENHMによると、高さは2階建てのビルと同じくらいであり、長さはバスケットボールのコートに匹敵する。

長い首と尾を持ち、よく知られた恐竜ではブラキオサウルスに似ているという。

巨大かつ壊れやすい化石の扱いは研究者らにとって難題だったが、3Dスキャンを駆使してそれぞれの骨を同種の恐竜のものとデジタル上で比較。州内のより北にある町、ウィントンで発見された別の竜脚類と近い関係にあることを突き止めた。

これまで、こうした巨大な種類の恐竜は主に南米大陸で見つかっていた。ENHMの共同創設者、ロビン・マッケンジー氏は今回の発見を「氷山の一角」と指摘。恐竜研究の全く新しい領域としてオーストラリアが認識されるようになったとの考えを示唆した。

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