ヤスデに寄生する菌類の新種、ツイッターから命名 共有した画像で見つかる

ツイッターで共有された画像から、ヤスデに寄生する新種の菌類が見つかった/Derek Hennen/University of Copenhagen

ツイッターで共有された画像から、ヤスデに寄生する新種の菌類が見つかった/Derek Hennen/University of Copenhagen

(CNN) デンマークの研究者がこのほど、新たに発見した寄生性の菌類にソーシャルメディアのツイッターにちなんだ名前を付けた。同僚の研究者がツイッターで送ってきた画像が発見につながったことから命名したという。

コペンハーゲン大学のデンマーク自然史博物館に籍を置く生物学者のアナ・ソフィア・レボレイラ准教授が発見したこの新種の菌類は、節足動物のヤスデの生殖器をえさにする。同准教授が報道向けの発表で明らかにしたところによると、米国の研究者がツイッターに投稿したヤスデの画像を閲覧していて偶然その存在に気が付いたという。

画像は特に変わった点もないように思われたが、よく見てみるとヤスデの表面に菌類らしきものが確認できたとレボレイラ氏は説明する。それまで米国のヤスデからこのような菌類が見つかったことはなかったので、同氏は身近にいる同僚と博物館内のコレクションを調査した。

その結果、館内の北米を原産地とするヤスデからも同様の菌類を発見。ヤスデに寄生する珍しい菌類の1つであることが分かった。レボレイラ氏は「我々の知る限り、ツイッター上で見つかった最初の新種だ」とし、この寄生菌を「Troglomyces twitteri」と名付けた。

同氏は今回の発見について「研究内容を共有するうえでこうしたプラットホームがいかに重要な役割を果たしているかがわかるし、それで新たな成果が得られることもある。これを契機に、本職やアマチュアの研究者がソーシャルメディアを通じてより多くのデータを共有するようになればいい」と語った。

デンマーク自然史博物館は350万点を超える昆虫標本など、世界最大級の昆虫学のコレクションを有することで知られる。

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