ホームの祖母に歌のプレゼント、入居者もそろって歓迎

レベッカ・ロイさんらが「母の日」にあわせて、歌のサプライズを用意した/Rebecca Roy

レベッカ・ロイさんらが「母の日」にあわせて、歌のサプライズを用意した/Rebecca Roy

(CNN) 米ミシガン州で10日の「母の日」に合わせ、高齢者施設で外出を制限されている女性の家族が、建物の外から歌をプレゼントした。本人より先にほかの入居者もベランダに出てきて踊り始めるなど、心温まる場面の動画が話題を呼んでいる。

レベッカ・ロイさん(26)は今年の母の日に、同州ウォーターフォードの施設に入居する祖母、シェリル・フリンさん(87)へのサプライズを企画した。

施設では新型コロナウイルス感染から入居者らを守ろうと外出や面会を禁止しているため、家族はこの3カ月、フリンさんと会っていない。ロイさんは夫や姉妹、母と一緒に、フリンさんのベランダに向かって名曲「ユー・アー・マイ・サンシャイン」を歌うことにした。

あいにくの雨の中、一同が傘をさして歌い始めると、周りの部屋に住む4人の女性たちがまず顔を出し、歌に合わせて手拍子や踊りを始めた。自分たちに向けられた歌声だと思ったのか、笑顔で喜ぶ姿に、ロイさんたちも大笑いしたという。

歌のプレゼントは他の入居者にも届いたという/Rebecca Roy
歌のプレゼントは他の入居者にも好評だったという/Rebecca Roy

「祖母は私たちのどんな場面にも出てきてくれた。今年はお返しに、歌で元気づけてあげたいと思った」と、ロイさんは話す。これまで母の日は一緒にブランチに出掛けるのが恒例だったという。

フリンさんは戦争の時代も生き抜いてきた世代だが、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は「これまでの人生でも一番怖い経験」だと話す。そんななかでのサプライズは、フリンさんの心を明るくしてくれた。子どもたちが小さかった頃よく歌ったその曲に、思わず声をそろえて歌い出したという。

ロイさんは「母の日に家族を訪問できない人もいる。こんな時だからこそ、皆さんを励ますことができてよかった」と話している。

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