町内の未払いの給食費、男性が全額肩代わり 米

不動産業者アンドリュー・リービーさんが未払いの給食費について全額肩代わりした/WPEC

不動産業者アンドリュー・リービーさんが未払いの給食費について全額肩代わりした/WPEC

(CNN) 米フロリダ州ジュピターでこのほど、住民の男性が町内の学校に通う全生徒の未払い昼食費を肩代わりする出来事があった。きっかけはフェイスブックに掲載されたある投稿だった。

最初に行動したのは地元の母親が集うフェイスブックグループの管理人、アンジー・バイアス・ナイトさん。昼食を購入できない生徒についての報道に触れ、腹が立ったと振り返る。そこでジュピターのあるパームビーチ郡の教育委員会に連絡を取り、地元学区のデータを請求した。

さらに意識啓発を図るため、入手したリストを共有。そこには9学区で944.34ドル(約10万円)に上る未払い額が記されていた。

その数週間後、リストはジュピターに住む不動産業者アンドリュー・リービーさんの元にも回ってきた。

リービさんは何か手を打とうと決断、400人の子ども全員の未払い代金を支払った。未払いを抱える子どもは食事を抜いたり、チーズサンドイッチだけの昼食なったりすると知っていたからだ。

リービさんはCNN提携局WPECの取材に、「クレイジーだと思った。食べ物に困るなんてあってはならないこと。子どもが学ぶべきなのは空腹感ではない」と語る。

リービさんはこれにとどまらず、クラウドファンディングサイト上に毎学期の昼食費を支援するサイトも立ち上げたい考えだ。

取り組みを知った人たちの間では共感の輪が広がり、フェイスブック上だけで200人以上が支援を申し出ている。

こうした支援があれば、ジュピターだけでなくパームビーチ郡全体の未払い問題にも取りかかることが可能だ。

同学区の広報担当によると、生徒18万人以上の未払い代金の総額は約5万ドルに上る。

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