列車を止めた1匹のナメクジ 感電死で停電、1万2千人足止め JR九州

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JR九州の停電の原因はナメクジだったことが分かった/Achille Salerni/EyeEm/Getty Images

JR九州の停電の原因はナメクジだったことが分かった/Achille Salerni/EyeEm/Getty Images

東京(CNN) JR九州は5月に発生した大規模停電について、1匹のナメクジが原因だったことを明らかにした。この停電では列車26本が運休するなどして、乗客推定1万2000人に影響が出ていた。

停電はJR九州の設備で5月30日午前9時40分に発生。ラッシュアワーの時間帯を直撃した。

日本は列島を縦断する大規模な高速鉄道網の効率的な運行で知られる。

同社が電気設備を点検したところ、長さ2~3センチ程度のナメクジの死骸が見つかった。ナメクジが電気ケーブルに接触して感電し、停電を引き起こしたとみられる。

JR九州の広報によると、ナメクジは箱状の電力設備の隙間を抜けて中に入り込んでいた。広報はCNNの取材に対し、ナメクジが引き起こした停電は、ここ何年も聞いたことがないと話し、今後は設備点検でそうした隙間が見つかれば修繕すると説明する。

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