数百年前の船の残骸、暴風雨去った砂浜に出現 米メーン州

2018.03.07 Wed posted at 10:22 JST

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(CNN) 米メーン州の海岸で、先の週末に米北東部を襲った暴風雨が去った後、数百年前の米独立戦争当時のものと思われる船の残骸が砂浜に出現した。

船の残骸は同州南部ヨークの海岸で発見され、地元警察が5日、フェイスブックに写真を掲載した。

地元住民の女性は、「この朝は地元の人たちがみんなカメラを持って集まっていた」と語り、自分が見たのは初めてだが、地元では有名な残骸だったと話している。

同地の歴史家によると、この残骸が初めて目撃されたのは1958年。この時はすぐに砂に埋もれてしまったが、その後も何度か激しい暴風雨があると姿を現していたという。

メーン歴史保全委員会の考古学者リース・スミス氏によれば、この船は1750~1850年にかけて使われた「ピンク」と呼ばれる沿岸貿易船だったと思われる。「当時の18輪トラック」のような存在だったという。

これまでの調査で、残骸は1769年の記録に残る「インダストリー号」だった可能性があることが分かった。「恐らく暴風で砂浜へ押し流され、海へ戻すことができなかったのだろう」とスミス氏は解説する。

当時は船が海岸に打ち上げられると、持ち主が積み荷を回収した後、周辺の住民が木材などの使える部分をはぎ取って持ち去るのが普通だった。

遺された骨組みの残骸は全長約15.5メートル、幅約4.3メートル。恐らくあと1カ月ほどすると、また砂に埋もれるだろうとスミス氏は予想する。その間に専門家チームがドローンを使って周辺の様子を観察し、年代を特定するため残骸を詳しく調べる方針。

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