カエルの粘液、インフルエンザの特効薬に? 米研究

今回の研究を発表したジョシー・ジェイコブ准教授(中央)ら研究チーム

今回の研究を発表したジョシー・ジェイコブ准教授(中央)ら研究チーム

2012年には、ある研究チームがこの保存方法について研究し、カエルにショックを与えたりストレスをかけたりすると殺菌作用のあるペプチドが分泌されるとの論文を発表した。同論文によれば、このペプチドは人間の感染症の原因となる黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌に対しても、抗生物質と同等の効果があることが分かった。

このほか、カエルの抗菌ペプチドを使ってエイズウイルス(HIV)感染を予防する研究に取り組んでいる研究者もいる。

ジェイコブ准教授によると、ウルミンをインフルエンザの治療に使うためには、患者の体内のウイルスまでどうやって届けるかという課題を解決する必要がある。マウスの実験では鼻からウイルスとウルミンを注入した。人間の患者に対しては注射などの方法が考えられるという。

チームは今後、インフルエンザウイルスの研究によく使われるフェレットを使ってペプチドの作用を確認し、さらには臨床試験の段階をめざす構えだ。

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