増える女性の飲酒量、男性とほぼ同一水準に 研究報告書
報告書ではまた、出生日ごとに調査対象者を分け、アルコール摂取量を調査。飲酒の量、頻度、暴飲や飲酒に絡む問題に直面する程度などを調べた。
今回の調査報告書の作成に参加した米コロンビア大学の疫学専攻の准教授は報告書の意義について、性別の集団的な飲酒行動の傾向を確認出来るような調査はこれまでなかったと主張した。
その上で今回の報告書を踏まえ、過度の飲酒に走る問題などへの対応策はこれまで男性に重点が置かれてきたが、同様の悩みを抱える女性も支援を必要としていることを浮き彫りにしたと強調した。
米疾病対策センター(CDC)によると、長期にわたるアルコール類摂取は多くの健康障害につながる。心臓疾患、高血圧や肝臓など消化器官の障害が含まれている。