ポニーがほしい――7歳少年が2年かけて夢かなえる 豪

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豪少年、夢がかなって思わず涙

(CNN) オーストラリア・クイーンズランド州に住む7歳の少年がポニーを飼いたいという夢を2年かけてかなえた。レモネードを売るなどして夢を実現したサバスティアン・ケントくんがポニーと初めて出会ったときのビデオはネットで話題となり、世界各地から称賛の言葉が集まっている。

母親のジュリアナさんによれば、サバスティアンくんはポニーを手に入れようと、この2年間、レモネードを売るなどして3000豪ドル(約24万円)をためたという。

ジュリアナさんが撮影した初対面のビデオには、サバスティアンくんがポニーを見るなり、振り向くと、喜びの涙を流しながら父親に抱きつく様子が映っている。ジュリアナさんから「どう思う」と聞かれ、サバスティアンくんは声を震わせながら「すごい」と返答している。

ジュリアナさんによれば、最初はコップに入れてレモネードの販売を始めたが、アイデアが膨らみ、友人や家族と一緒にイベントを開くまでになった。レモネードがヒットしたため、ボトル詰めするようになったほか、たくさんのレモンを寄付してもらった。さらに、クリスマスや誕生日のお金もたくわえにまわしたという。

サバスティアンくんは素晴らしい倹約家かもしれないが、問題はお金ではないと話す。

ジュリアナさんは「一生懸命に働く、思いやりを持った人間ならば、どんなことでも起こりうる、不可能などないと、子どもたちや自分自身に言えると強く信じている」と話している。

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