11歳までの子どもの喫煙、親と別れたケースで倍増 英調査

10代前半では、成績優秀者に占める喫煙者の割合は低いことが分かった

10代前半では、成績優秀者に占める喫煙者の割合は低いことが分かった

(CNN) 離婚や死別で早くに父親か母親を失う経験をした子どもは、11歳までに喫煙や飲酒をする傾向が強い――そんな研究結果が子どもの疾患を扱った10日発行の専門誌で発表された。

英国の家庭を対象にした今回の調査では、7歳までに生物学上の親が不在となった子どもは11歳までに喫煙に走る可能性がそうでない子どもよりも2倍以上高いことが分かった。飲酒についても同様の傾向がみられた。親を失う原因が離婚であれ死別であれ、こうした相関は共通しているという。

研究を執筆したユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)のレベッカ・レーシー氏は「これまでの研究から、人々はストレスにさらされる状況への対処方法として健康リスクを伴う行動をとる可能性があることが分かっている」と指摘。親と別れた子どもに対して早い時期から支援を行えば、たばこやアルコールの摂取を防ぐ助けになり得るとの見解を示した。一般に幼少期における生活習慣の形成は、成人後の健康状態をも左右する要因となることが知られている。

研究チームは英国で2000~02年に生まれた子どもの健康データを9カ月、3歳、5歳、7歳、11歳と年齢ごとに検証した。対象となった1万1000人近くの子どものうち、4分の1以上が7歳までに生物学上の親との別れを経験していた。これらの子どもたちが11歳までに喫煙する可能性はそうでない子どもの2倍以上、飲酒では46%高かったという。

調査対象としたすべての子どもの圧倒的多数は、喫煙の経験がないと回答した。ただ11歳では男の子の3.6%、女の子の1.9%がたばこを吸ったことがあると答えた。飲酒については11歳の男の子の7人に1人、女の子の10人に1人が経験があると回答。喫煙よりもはるかに高い割合を示した。

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