クラゲに閉じ込められて泳ぐ魚、オーストラリアで撮影

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クラゲの毒針を利用して外敵から身を守っている可能性も=ティム・サムエルさん提供

クラゲの毒針を利用して外敵から身を守っている可能性も=ティム・サムエルさん提供

サムエルさんが拠点としているバイロンベイは海洋公園に指定されて釣りが禁止されているため、海洋生物の宝庫だという。

しかしクラゲに入った魚については、自然科学系の学術誌に問い合わせても「そんな現象は見たことがない」という返答だったといい、「自分が遭遇したのはものすごく特別な現象だったことが分かった」とサムエルさんは振り返る。

クインズランド大学の海洋生物学者イアン・ティベッツ氏は同誌のウェブサイト上で、閉じ込められているのはクラゲの毒針を使って身を守ることで知られるアジの仲間の魚と思われると解説。「魚が不運に見舞われたのか、それとも好んでクラゲの中にいるのか断定するのは難しい」「しかし魚が泳いでいる様子を写真家から聞いた限りでは、クラゲの中で守られていることに満足しているらしい」と推定している。

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