ISSで栽培のレタス、宇宙飛行士の食事に初登場

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国際宇宙ステーション(ISS)で栽培されたレタスを宇宙飛行士らが試食した=NASA

国際宇宙ステーション(ISS)で栽培されたレタスを宇宙飛行士らが試食した=NASA

(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士の10日の食事に、宇宙で栽培されたレタスが初めて登場した。

NASAの発表によると、収穫されたのは赤いロメインレタスで、ISSの野菜栽培システムを使って、土ではなく空気や霧を使う水気耕栽培で育てた。この栽培方法では水や肥料の量も少なくて済み、殺虫剤も不要で、病気にもかかりにくい。成長速度は土で育てた場合の3倍になるという。

同システムはフロリダ州のケネディ宇宙センターで実験して安全性を検証。安全を期すため食べる前に消毒を済ませ、収穫量の半分は検査のために地球に送られる。

NASA宇宙飛行士のスコット・ケリーさん、チェル・リングリンさんは、収穫したレタスの写真をツイッターに掲載した。

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