太陽光飛行機ソーラー・インパルス、悪天候で名古屋に着陸

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ソーラー・インパルスは予定を変更し、名古屋に着陸した

ソーラー・インパルスは予定を変更し、名古屋に着陸した

(CNN) 太陽光エネルギーだけで世界一周飛行に挑戦している有人飛行機「ソーラー・インパルス」が1日、予定を変更して名古屋に着陸した。悪天候が予想されるため、太平洋横断を急きょ延期することになった。

ソーラー・インパルスは31日午前に中国の南京を出発。130時間かけて約8000キロ離れたハワイまで飛ぶ予定だった。

プロジェクトの運営責任者は、ハワイ上空付近の気象予報が変わり、前線を突破できる見通しが立たなくなったと説明。操縦士のアンドレ・ボルシュベルグ氏に待機を指示したが、機体のバッテリーなどは順調に作動していると述べた。

ソーラー・インパルスは今年3月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを飛び立った。同氏とベルトラン・ピカール氏が交代で乗り込み、5カ月間で世界を一周する計画だ。

太平洋横断は最大の難関とされ、上空の予報をにらんで出発が何度も延期されていた。ボルシュベルグ氏は離陸に先立ち、「一世一代の飛行になる」と話していた。

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