宇宙船「オリオン」、初の無人試験飛行に成功

宇宙船「オリオン」

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)が火星有人探査を目指して開発中の新型宇宙船「オリオン」の無人試験機が、地球を2周した後、4時間半の試験飛行を終え、5日朝に太平洋に着水した。

最大6人乗りのオリオンの無人試験機は、東部標準時間5日午前7時5分、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から「デルタ4ヘビー」ロケットで打ち上げられた。試験機はブースターを切り離した後、ロケットの第2エンジンが点火し、数分で低地球軌道に到達した。

その2時間後、試験機は第2段エンジンを使ってさらに高度を上げ、地球から約5800キロ離れた地点に到達。これは、地上から国際宇宙ステーション(ISS)までの距離の15倍にあたる。

円錐(えんすい)形のオリオンの試作機は複数のパラシュートで減速し、太平洋時間午前8時29分、サンディエゴの南西約966キロの海上に着水した。

今回の試験飛行で、オリオンは、1972年に月に到達したアポロ17号以来、有人飛行向けに設計された宇宙船としては、地球から最も遠い場所に到達した。2021年にオリオンで初の有人宇宙飛行を目指すNASAは、試験飛行の成功に自信を強めた。

オリオン計画の責任者マーク・ガイアー氏は記者会見で、「オリオンとデルタ4ヘビー(ロケット)はほとんど無傷のようだ」と語った。

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