米ニューヨーク市で新種のカエル発見、大都市での生息に驚き

ニューヨーク市で新種のカエルが発見されたという=Brian Curry/Rutgers University提供

ニューヨーク市で新種のカエルが発見されたという=Brian Curry/Rutgers University提供

(CNN) 米ラトガース大学の調査研究チームは1日までに、米ニューヨーク市のスタテン島の湿地帯で新種の「大西洋岸ヒョウガエル」を発見したと報告した。人口が密集する大都市ニューヨークに隠れ住んでいた事実に驚いている。

調査結果は科学研究の関連誌「PLOS One」に発表された。今回の発見は1937年に、スタテン島の動物園責任者のカール・カウフェルド氏が論文で示した主張を追認するもの。カウフェルド氏の新説は当時、証拠が足りないなどとして退けられていた。

同大の調査チームは6年前、カウフェルド氏の主張の真偽を調べる作業を開始。最新技術を使って遺伝的特徴や交尾期の鳴き声などを分析し、新たに見付かったカエルはコネティカット州からノースカロライナ州までの米北東部に生息する、種類が極めて近似した2種とは別であることを突き止めた。

新種が見付かった湿地帯は、ニューヨーク港に近く、「自由の女神」像からも遠くないという。

今回の調査報告書の作成を主導した研究者は新種発見について、カウフェルド氏の時代にはなかった遺伝学的な検査方法や生体音解析の方法の恩恵が大きいと指摘。体などは他の2種と似ているが、全く別種の個体であることが判明したと説明した。

調査チームは、カウフェルド氏の業績を尊重し、新種の学名を同氏の名前にちなみ、「Rana Kauffeldi」と命名した。

ニューヨークと言えば摩天楼が代名詞のようになっているが、実際は多種多様な動物が生息する側面もある。例えば、広さ約3.4平方キロのセントラルパークにはアライグマ、有袋類、様々な渡り鳥やムカデの珍種まで住み着いている。

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