太陽系に「放浪」小惑星、多数発見 米研究

(CNN) 火星と木星の間にある小惑星帯は、これまで考えられていたよりずっと多様な小惑星で構成されている――。そんな研究が科学誌ネイチャーに発表された。

小惑星が1万個ほどしか確認されていなかった1980年代には、低温環境で形成された小惑星は太陽から離れた場所に、高温環境で形成された小惑星は太陽に近い場所にあると考えられていた。

しかしハーバード・スミソニアン天体物理学センターのフランチェスカ・デメオ氏らの研究チームが何万個という小惑星を調べたところ、低温環境で形成された小惑星があるはずの場所に、高温環境で形成された小惑星があるなど、「浮遊小惑星」を多数発見。小惑星帯はこれまで考えられていたよりずっと多様な小惑星で構成されていることが分かった。

太陽系の惑星は時と共に移動していたという説があり、中でも最も大きな重力を持つ最大の惑星、木星が太陽に向かって移動する過程で、小惑星をまき散らしていったと考えられるという。

やがてあちこちに小惑星が散乱するようになり、それが唯一とどまっている場所が小惑星帯だとデメオ氏は解説する。

小惑星帯で現在確認されている小惑星の数は約50万個。ただ直径1キロ以上の小惑星は少なくとも100万個あり、それよりも小さな小惑星はさらに多いとみられている。

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