エネルギー危機で顧客に靴下贈る、電力大手が謝罪 英

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英電力・ガス供給大手「エーオン・ネクスト」は、顧客に室内などの温度を下げてもらうため靴下を贈ったことを謝罪した/From Lord Hornchurch/Twitter

英電力・ガス供給大手「エーオン・ネクスト」は、顧客に室内などの温度を下げてもらうため靴下を贈ったことを謝罪した/From Lord Hornchurch/Twitter

ニューヨーク(CNN) 英国の電力・ガス供給大手「エーオン・ネクスト」は16日までに、同国がエネルギー危機のさなかにあった際、顧客の約3万世帯に室内などの温度を下げてもらうため靴下を贈ったことを謝罪した。

靴下についたタグには温度を低くすれば二酸化炭素(CO2)の排出量が減るとも記されていた。英紙ガーディアンによると、これら世帯は昨年、エネルギー節約キャンペーンに参加していた。

同社はツイッター上に、非常に申し訳なかったとの謝罪文を掲載。「一部の人々の気持ちを害したことを真摯(しんし)に謝る」とし、「多くの人々が現在直面している深刻な状況を踏まえれば靴下の郵送はすべきでなかった」とした。

顧客はツイッター上で同社を非難。「欲しいのは、安価で不快になる無料の靴下でなく低額の光熱費だ」「エネルギー価格は本当に高くなっている」などの書き込みがあった。

英国は寒波襲来、フランス内の原子力発電所からの給電停止、ロシアによる天然ガス供給の削減が重なったエネルギー危機に直面。家庭は光熱費の急増に見舞われている。米大手銀行「バンク・オブ・アメリカ」によると、英国の消費者が支払う光熱費は今年、約790ポンド(約12万3240円)多くなる見通し。

英野党の労働党は先週、ジョンソン首相に北海で石油・ガス採掘事業を進める企業の超過利益への課税を要求。この措置でエネルギー費の平均的な支払額は約200ポンド安くなると主張した。

英国では最近、別の電力大手であるOVOエナジー傘下のSSEがこの冬の暖房対策としてペットを抱いたり、オートミールを大量に食べたりすることを促す電子メールを顧客に送って物議を醸してもいた。

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