世界で広がるパニック買い トイレ紙に殺到、非常食の販売も激増

コストコでトイレットペーパーを大量購入する人々=5日、オーストラリア・メルボルン/William West/AFP/Getty Images

コストコでトイレットペーパーを大量購入する人々=5日、オーストラリア・メルボルン/William West/AFP/Getty Images

香港(CNN Business)  マスクの配給制や供給網の混乱、トイレットペーパーを守る警備員――。

新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安から、世界中で日用品を買いだめる動きが広がっている。小売業者はトイレットペーパーやマスク、手指消毒剤などについて、1人当たりの購入数を制限するなどの強硬策を強いられている。

オーストラリアのスーパーマーケット大手、ウールワースとコールズはこのほど、トイレットペーパーの購入数を1人当たり4袋までに制限した。コストコ・オーストラリアもトイレットペーパーや消毒剤、牛乳、卵、米の購入数制限に乗り出した。

米国ではクローガーが衛生用品やかぜ薬などの関連用品の購入点数を制限し、ホームデポはネット通販でも店頭販売でも、1回の注文で購入できるマスクの数を減らしている。

英国ではドラッグストアチェーンのブーツが手指消毒剤の購入数を1人当たり2本までに制限。食品ネット通販のオカドは「異常に高い需要」が予想されるとして、前もって注文しておくよう呼びかけた。

自然災害などに備えた非常食の売り上げも急増している。欧州最大手の非常食販売業者には、1日で1か月分に匹敵する注文が殺到しているという。

オーストラリア・ブリスベンのコールズでは、トイレットペーパーが入荷すると同時に買い物客が押し寄せて、従業員が梱包(こんぽう)を解く間もなく瞬く間に売り切れた。シドニーの店舗では、トイレットペーパー売り場を見張るために警備員を常駐させた。

各社とも需要急増への対応に追われているが、新型コロナウイルスの影響で供給網も打撃を受けている。エコノミストによると、世界的な配送時間にこの9年近くで最大の遅れが出ていることが、2月の製造データに示されているという。

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