鉄鋼・アルミ関税、EUなどの除外措置を延長 トランプ氏

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鉄鋼やアルミ製品の関税について除外措置の延長が明らかになった

鉄鋼やアルミ製品の関税について除外措置の延長が明らかになった

(CNN) トランプ米大統領は30日、鉄鋼・アルミ製品への関税措置について、欧州連合(EU)やカナダ、メキシコなどを適用対象から除外する措置の延長を承認した。

トランプ政権は先月、米国が輸入する鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の関税を課したが、EUなどについては4月末を期限として暫定的に対象から外していた。この期限を1カ月延長し、最終合意に向けた交渉を続けることになる。

鉄鋼・アルミ関税措置については、先週訪米したフランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相がそれぞれEUの除外を強く求めていた。

米ホワイトハウスによると、同様に除外していたアルゼンチン、オーストラリア、ブラジルとはまもなく最終合意が成立する見通し。政権当局者らはこれまで、合意に達した国には関税を適用する代わりに輸入割り当てを設ける可能性を示唆してきた。

ホワイトハウスは声明で、それぞれの交渉では輸入を制限する割り当て制、関税回避を目的とした積み替えの阻止、国家安全保障に重点を置いていると強調した。

韓国との間ではすでに、米韓自由貿易協定の見直し交渉の中で「鉄鋼について最終合意に達した」としている。

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