サウジ王子、女性の車運転「解禁」を提言

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サウジアラビアは石油に依存する経済からの脱却を目指している

サウジアラビアは石油に依存する経済からの脱却を目指している

同国は今年、原油輸出への過度に依存する経済構造を改め、歳入源の多角化を図るため2030年を目標にした新たな国家ビジョンを発表。14年以来の原油価格低迷による財政状況の悪化への対策として、売上税の導入、燃料や水道への補助金削減、公務員報酬の切り詰めや国家予算の均衡化のための数十億米ドル規模の借り入れなどの措置を既に打ち出した。

同ビジョンのけん引役であるムハンマド・ビン・サルマン副皇太子は要の対策は女性の労働力拡大とし、就業者人口の中の比率を22%から30%に増やす考えも示した。

ビンタラール王子の今回の提言はソーシャルメディア上で反響を呼んでおり、誰しもが支持を表明しているわけではない。ある女性はツイッターで、女性の運転許可の前には失業率、貧困、住宅供給や貧弱な公共サービスの改善に優先して取り組むべきだと主張した。

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