知識を生かして10ドルで起業、化学教師の挑戦 ルワンダ

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容器の輸入が苦労したことのひとつだったという

容器の輸入が苦労したことのひとつだったという

ヌシミュムレミ氏の薬用化粧品で使われているハーブは、まず植物園で栽培される。これを乾燥させ混ぜ合わせることで、せっけんやジェルを製造している。こうした製品は、肌をなめらかにし、皮膚病を誘発するバクテリアから肌を守る効用があるという。

多くの新規事業と同じく、ヌシミュムレミ氏が最も苦労したのは販促だった。広告に使う資金がない中で、消費者層に製品を広く宣伝していく必要があった。もう一つの壁は、容器にかかる高額のコストだ。容器の仕入れは輸入に頼らなければならなかった。

同氏は、「我々の国では、こうしたボトルや紙箱を生産する産業がないため、カンパラ(ウガンダ)から購入した」と話す。

起業を目指す人々に対する同氏のメッセージは前向きだ。「多くの資本金が必要だと思わないでほしい。最初の規模は小さくても、既に持っている知識と環境を活用していこう」と力をこめた。

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