B787型機、英ヒースロー空港で出火 トラブル相次ぐ

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B787型機にトラブル相次ぐ

(CNN) 英国ロンドンのヒースロー空港で12日、駐機していたエチオピア航空のボーイング787型旅客機「ドリームライナー」の機内で火災が発生した。同空港によると、この火災による負傷者は出ていないが、約1時間に渡って滑走路が閉鎖されたという。

今のところ火災原因や出火場所などの詳細は不明で、米国の航空専門家らが調査を行っている。

また同日、イングランド・マンチェスターから米国フロリダに向かっていた英トムソン航空のドリームライナーにも「技術的問題」が発生し、同機は「予防措置」としてマンチェスターに引き返した。トムソンは現在機体を調査中としているが、詳細は明らかにしていない。

2011年に運航を開始したドリームライナーは、今年1月、新たに導入された軽量リチウム・イオンバッテリーのトラブルが発覚し、世界各国で運航中の50機すべてが運航停止となったが、ボーイングが解決策を講じた結果、今年4月に運航が再開された。

このバッテリーがエチオピア航空機の火災原因であるか否かは不明だが、エチオピア航空によると、同機は火災発生前に8時間以上、ヒースロー空港に駐機していたという。

米連邦航空局(FAA)は、事故原因の調査のためヒースロー空港に「局員」を派遣するとしている。また米国家運輸安全委員会(NTSB)も調査を支援するため、同空港に代表を派遣すると発表した。

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