スバル、米で5万台リコール 勝手にエンジン始動の恐れ

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ニューヨーク(CNNMoney) 富士重工業の北米法人スバル・オブ・アメリカは、レガシィなどの乗用車に何も操作しなくてもエンジンが始動してしまう不具合が見つかったとして、米当局に約4万7000台のリコール(回収・無償修理)を届け出た。

リコールの対象となるのは2010~13年に製造されたレガシィ、アウトバック、インプレッサと、13年製造のクロストレック。いずれもATとエンジン遠隔始動装置を搭載している。

スバルが米道路交通安全局(NHTSA)に届け出た情報によると、対象車種はエンジン遠隔始動装置の不具合により、ボタンを押さなくてもエンジン始動の指示が伝達されてしまう恐れがある。

エンジンはバッテリーが消耗するか、燃料がなくなるまで始動と停止を繰り返し、閉鎖された空間に駐車している場合は一酸化炭素中毒死する危険もあるという。

リコールは4月末から実施し、不具合のある部品を無償で交換する。スバルは1月にも米国で63万台のリコールを実施している。

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