スキーリフトが高速で逆走、客は次々宙に 10人けが ジョージア

スキーリフトが故障し逆走、ふもとではリフトの椅子が積みあがった

2018.03.17 Sat posted at 12:31 JST

(CNN) ジョージアのリゾート地で16日、スキーリフトが故障して高速で逆走、スキー客を次々に宙に投げ出す事故があり、当局によると少なくとも10人が負傷した。スキー客がこの様子を動画に撮影、ソーシャルメディアに投稿している。

ベラルーシから来た32歳の男性は事故が発生した際、友人2人と一緒にリフトに乗っていた。

CNNの取材に「リフトはいったん止まって逆走し始めた」「下まで降りれば激しく衝突し、無事では済まなかったため、飛び降りるしかなかった」と話す。

男性は飛び降りて安全な場所に移動し、短い動画を撮影。人々がリフトの椅子から投げ出されて雪の上に落ちる様子を捉えた。

一方、ウクライナから来た女性はボーイフレンドと一緒にリフトに乗っていた。

「リフトの動きが止まって、すぐに逆走した」といい、「スピードが増して制御不能の状態だった。止めることは不可能だった。乗っていた人はさまざまな高さから飛び降り始め、パニックになった」と話す。

女性は事故後の様子を撮影。壊れた椅子が積み上がり、一部のスキー客がまだ宙にいる状況を収めている。

ジョージア国営のリゾート開発会社はCNNの取材に、警備員と救急隊が現場に派遣され、負傷者はリゾートの診療所に搬送されたと説明。また、原因究明のためリフトの製造業者に連絡を取っているという。

スキーリフトが高速で逆走、客は次々宙に

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