パキスタン、「インド兵40〜50人を殺害」 攻撃の応酬激化
(CNN) パキスタンのタラル情報相は8日、カシミール地方のインド側とパキスタン側を分ける実効支配線沿いで、パキスタン軍がインド軍兵士40〜50人を殺害したと明らかにした。パキスタン側もインド軍の攻撃を受けており、攻撃の応酬が激化している。
タラル氏がメディアに語ったところによると、カシミール地方の実効支配線付近にあるインド軍の施設を爆破したという。
インド軍が7日未明にパキスタン領内およびパキスタンが実効支配するカシミール地方を攻撃し、死傷者が出たことを受けて、パキスタン側は報復を明言していた。
インド軍や警察当局によると、カシミール地方のインド側のジャンムーやパンジャブ州では8日、爆発音が鳴り響き、防空システムが作動。停電も発生した。
一方、パキスタン側もインドの攻撃を受けている。パキスタン軍の報道官はインド軍のドローン(無人機)攻撃で3人が死亡、4人が負傷したと発表した。ドローン29機を撃墜したという。
一連の攻撃の応酬は、カシミール地方のインド側で4月22日に武装勢力の発砲により26人が殺害された事件が発端となっている。犠牲者の大半はインド人観光客で、このテロへの報復としてインドは7日、カシミール地方のテロリストの拠点を攻撃したと発表した。