米との軍事協定破棄のニジェール、ロシアの兵器と軍事教官到着 西アフリカで影響力拡大

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ニジェールとロシアの国旗を掲げるニジェール軍事政権の支持者ら/AFP/Getty Images

ニジェールとロシアの国旗を掲げるニジェール軍事政権の支持者ら/AFP/Getty Images

ニジェール軍政は昨年のクーデターで権力を奪取して以降、ロシアとの軍事関係を強化する一方、米国とフランスから距離を置く姿勢を示してきた。

軍政は先月には、米軍要員と国防総省の文民職員にニジェールでの活動を認めてきた米国との協定を終了すると表明した。

ニジェールの旧宗主国であるフランスは昨年末に軍隊を引き揚げている。

やはり軍が実権を握るマリとブルキナファソもロシアに軍事支援を求めており、欧米諸国の間では、クーデターやイスラム主義者の反乱が長年続くサヘル地域でのロシアの影響力拡大に懸念が深まっている。

マリにはロシア民間軍事会社ワグネルの請負業者が軍政の招きで駐留し、反乱勢力との戦いを支援。ブルキナファソにも今年、フランス軍の追放から数カ月後のタイミングでロシア兵の一団が到着した。

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