中国の習近平主席、ロシアのラブロフ外相と面会 関係重視の表れか

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ロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅(ワンイー)外相/Russian Foreign Ministry/Handout/Reuters

ロシアのラブロフ外相(左)と中国の王毅(ワンイー)外相/Russian Foreign Ministry/Handout/Reuters

香港(CNN) 中国の国営メディアによると、習近平(シーチンピン)国家主席は9日、北京市内でロシアのラブロフ外相と面会した。

ラブロフ氏は2日間の予定で北京を訪問中。外国の閣僚が訪れた時に国家元首が必ずしも面会するわけではなく、中国がロシアとの関係強化を重視していることがうかがえる。

ロシアのプーチン大統領は先月の大統領選に勝利し、新任期で初の外遊先として中国を検討中とされる。

習氏とラブロフ氏が対面したのは6年ぶり。前回は2018年で、数週間後にはプーチン氏がやはり大統領選で勝利を収めた後、中国を公式訪問していた。

その後、ロシアによるウクライナ侵攻などを経て、中ロ両国は西側諸国の封じ込めに対抗するという共通の立場から経済、通商、外交面のつながりを深めてきた。

習氏は昨年3月にロシアを公式訪問。プーチン氏は昨年10月に北京で中国主導の巨大経済圏構想「一帯一路」の国際フォーラムに出席した。

ラブロフ氏は9日、習氏の会談に先立ち、王毅(ワンイー)外相とも会談して、ウクライナ和平案などについて話し合った。

王氏は会談後の共同記者会見で、両国のつながりが「歴史上最も高いレベル」に到達しているとの認識を示し、「冷戦思考への対抗」を訴えて対米姿勢の一致を強調した。

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