WHO事務局長、「病院が戦場であってはならない」 シファ病院での軍事作戦受け

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WHOのテドロス事務局長は、ガザ地区にあるシファ病院での状況をめぐり懸念を表明した/Ueslei Marcelino/Reuters

WHOのテドロス事務局長は、ガザ地区にあるシファ病院での状況をめぐり懸念を表明した/Ueslei Marcelino/Reuters

(CNN) 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、パレスチナ自治区ガザ地区北部にあるシファ病院での状況をめぐり、懸念を表明した。同病院ではイスラエル軍が軍事作戦を継続している。

テドロス氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「病院が戦場であってはならない」と訴えた。

テドロス氏は「我々はガザ北部のシファ病院で、医療従事者や患者、民間人が危険にさらされている状況について、とても憂慮している」と続けた。

避難民のパレスチナ人はCNNの取材に対し、イスラエル軍の軍用車両やブルドーザーが18日未明に始まった軍事作戦の一環として、病院の敷地の外縁を取り壊し、掘削を行っていると述べた。

テドロス氏は、シファ病院が最低限の医療サービスを復旧させたのはごく最近のことであり、同病院での戦闘や施設の軍事化は医療サービスや救急車のアクセス、救命物資の搬入が危険にさらされると述べた。

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