イスラエル軍、ガザ南部ハンユニスを包囲

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イスラエルによる爆撃の間、ガザ南部ハンユニス上空に立ち上る煙/AFP/Getty Images

イスラエルによる爆撃の間、ガザ南部ハンユニス上空に立ち上る煙/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエル軍は23日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニスを包囲したと発表した。地上部隊が空軍と連携して作戦を展開し、過去24時間に「数十人のテロリスト」を殺害したことも明らかにした。

情報筋は22日にCNNに、ハンユニス西側でのイスラエル軍の大規模な攻撃がもう数日続く見込みだと語っていた。情報筋は、同軍がハンユニス避難民キャンプを包囲し、この地域でのイスラム組織ハマスの軍事能力を瓦解(がかい)させようと攻撃を続けていると述べた。

ハマスが運営するガザ保健省は23日、過去24時間で195人が死亡、354人が負傷したと発表。「多くの犠牲者がまだがれきに埋もれ、路上に放置されている。救急隊員や民間防衛の隊員らは現場に駆けつけられない」と説明した。

同省の報道官は、ハンユニス西部で虐殺を行い、救急活動を妨げているとしてイスラエル軍を非難した。同軍の地上作戦がガザ地区の南部へと展開されるのに伴い、ハンユニスではここ数日、激しい戦闘が報告されている。

イスラエル軍のアラビア語担当の報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、ハンユニス西部の一部の市民に海岸側へ避難するよう警告した。

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