イスラエル軍、一晩でガザの200カ所以上を空爆と発表

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空爆を受けた現場を調べるパレスチナ人=10日、ガザ市リマル/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

空爆を受けた現場を調べるパレスチナ人=10日、ガザ市リマル/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区ガザで前夜から計200カ所以上を空爆したと発表した。

イスラエル軍の声明によると、数十機の戦闘機が出動し、イスラエル側への攻撃拠点とされる北部ガザ市のリマル、南部ハンユニスの両地区を攻撃した。

ハンユニスでは、イスラエルに大規模攻撃を仕掛けたイスラム組織「ハマス」の戦闘員らが武器を保管していたモスク(イスラム教礼拝所)内の倉庫や、ハマスのテロ作戦施設、戦闘に加わっている武装組織「イスラム聖戦」のテロ施設を空爆した。

さらにハマスのメンバーが所有する作戦用の住宅、モスク内に設けられた司令室も標的になったという。

パレスチナ保健省によると、イスラエル軍の空爆でこれまでに子どもや女性を含む少なくとも687人が死亡し、数千人が負傷した。

イスラエルは大規模な地上戦も計画しているとみられるが、対抗措置の全体像は明らかでない。

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