ガザ地区のパレスチナ人、国連の避難所に13万7千人以上が避難

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国連が運営する学校に避難するパレスチナ人=8日、ガザ市/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

国連が運営する学校に避難するパレスチナ人=8日、ガザ市/Mohammed Abed/AFP/Getty Images

(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は9日、パレスチナ自治区ガザの緊急避難所に、イスラエルの空爆を逃れて定員の90%に当たる13万7000人以上が身を寄せていることを明らかにした。

避難所はUNRWAの学校83校に開設されており、UNRWAによれば、避難世帯が身を寄せていた国連の学校の1つが「直撃」された。それ以上の詳細は明らかにしておらず、攻撃された当時、この避難所にいた人数も分かっていない。

UNRWAがSNSのX(旧ツイッター)に投稿した情報によると、食料配布所は全14カ所が閉鎖を強いられた。「結果として50万人が命をつなぐ食料援助を受けられなくなった」としている。

イスラエル軍は、イスラム組織ハマスの奇襲を受け、ガザに対する報復攻撃を開始した。ガザ保健当局によると、パレスチナ人の死者は680人以上、負傷者は3700人を超えている。

ガザ地区はイスラエル軍が2005年に撤退して以来、何度もイスラエルによる攻撃を受け、イスラエルとハマスなどガザの武装組織との間で衝突が頻発していた。

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