黒海艦隊司令官死亡の情報、ウクライナ国防相は確認も否定もせず

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ウクライナが死亡したと主張するロシア軍黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官/Alexey Pavlishak/Reuters

ウクライナが死亡したと主張するロシア軍黒海艦隊のビクトル・ソコロフ司令官/Alexey Pavlishak/Reuters

(CNN) ウクライナのウメロウ国防相は26日、CNNのインタビューに応じ、ロシア軍黒海艦隊の司令官が死亡したのであれば「全ての人にとって朗報だ」との認識を示した。

黒海艦隊のソコロフ司令官を巡っては、クリミア半島セバストポリの黒海艦隊司令部に対するウクライナの先週の攻撃で死亡したとの情報がある。首都キーウからCNNの単独インタビューに応じたウメロウ氏はこの情報について、確認も否定もしなかった。

ロシア国防省が同日公開した動画には、ソコロフ氏がロシアのショイグ国防相との会議にオンライン参加しているとみられる場面が映っており、ソコロフ氏が攻撃で死亡したとのウクライナの主張に疑念が生じている。

ウメロウ氏はソコロフ氏について「彼は一時占領された我々の領土にいる。そもそもそこにいるべきではない。従って、彼が死亡したのであれば、全ての人にとって朗報だ。我々が領土の解放を続けているということだ」との見方を示した。

ウクライナ軍はソコロフ氏に関して受け取った情報を「確認中」だとしている。CNNは動画に映っている男性がソコロフ氏なのかどうか、いつ会議が行われたのか、どこで動画が撮影されたのかを確認できていない。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は26日、ソコロフ氏が殺害されたとのウクライナ側の主張に関するコメントを控えた。

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