北朝鮮が核ミサイルの「仮想発射訓練」 敵国への警告と報道

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北朝鮮で、戦術核攻撃の仮想訓練として、巡航ミサイルが発射された/KCNA/Reuters

北朝鮮で、戦術核攻撃の仮想訓練として、巡航ミサイルが発射された/KCNA/Reuters

(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は3日、戦術核攻撃の仮想訓練として、2日早朝に巡航ミサイル数発が発射されたと伝えた。

長距離巡航ミサイル2発に、模擬の核弾頭が搭載されていたという。

KCNAは朝鮮労働党中央軍事委員会の発表として、「敵国に核戦争の危険を警告する」ことが目的だったと報じた。

また米国と韓国が先月末に実施した合同軍事演習への対抗措置と位置付け、米韓の「ヒステリー」を非難している。

北朝鮮が公開した演習の様子を捉えた画像/KCNA/Reuters
北朝鮮が公開した演習の様子を捉えた画像/KCNA/Reuters

KCNAによると、2発のミサイルはそれぞれ約2時間、8の字型に1500キロの距離を飛行し、標的となる島の上空約150メートルで模擬弾頭を爆発させた。

韓国軍は2日午前4時ごろ、北朝鮮が黄海に向けて発射した巡航ミサイル数発を検知したと発表していた。

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