豪雨で41人死亡、20人あまりが倒壊した寺院の下敷きに インド

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インド北部ヒマチャルプラデシュ州で豪雨による土砂災害が相次ぎ、14日だけで41人の死亡が確認された/AFP/Getty Images

インド北部ヒマチャルプラデシュ州で豪雨による土砂災害が相次ぎ、14日だけで41人の死亡が確認された/AFP/Getty Images

インド・ニューデリー(CNN) インド北部ヒマチャルプラデシュ州で14日、豪雨による土砂災害が相次ぎ、現地からの報道によると40人以上が死亡した。

このうち少なくとも9人は、洪水のため倒壊した州都シムラの寺院で死亡した。同地は観光客にも人気がある。

寺院が倒壊したのは現地時間の午前8時ごろ。犠牲者の遺体は収容され、これまでに5人が救助されたが、まだ20~25人ほどががれきの下敷きになっており、捜索救助活動が続けられている。

ヒマチャルプラデシュ州では14日だけで41人の死亡が確認された。

州首相は住民に対し、屋内にとどまり、河川や土砂災害の危険がある場所には近付かないよう呼びかけている。

インド気象庁は同州に警報を出しており、豪雨が続く中で交通警察も移動を控えるよう呼びかけた。

SNSに投稿された画像や動画には、破壊された道路や倒壊した樹木、山を流れ落ちる濁流で巨大な岩が吹き飛ばされる様子が映っている。

ヒマチャルプラデシュ州では7月にも鉄砲水や土砂災害で30人以上が死亡していた。

気候変動の影響でインドのモンスーンはさらに激しくなり、異常さを増していると指摘する専門家もいる。

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