クジラの群れが集団座礁、50頭以上死ぬ 英スコットランド
調査・保護団体のSMASSによると、スコットランドでこれほど大量のクジラが座礁して死んだのは数十年ぶりの可能性がある。
ジャービス氏によると、ゴンドウクジラは社会性や互いの感情的絆が極端に強く、群れの中の1頭が座礁すると、残りも全頭または少なくとも数頭が、その1頭を追って座礁してしまうという。
死んだクジラのうち1頭には骨盤臓器脱とみられる症状があったことから、群れが座礁したのはこれが原因だった可能性があると専門家は見ている。
SMASSは死んだクジラの解剖を行って健康状態や座礁した理由を調べる方針。英国ではクジラの座礁が増えているが、原因はまだ解明されていない。