ウクライナの反攻準備「ほぼ完了」、後は実行命令待ちと国防相

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ベルギーの格納庫に収められたドイツ製主力戦車「レオパルト1」/Valeria Mongelli/Bloomberg/Getty Images/FILE

ベルギーの格納庫に収められたドイツ製主力戦車「レオパルト1」/Valeria Mongelli/Bloomberg/Getty Images/FILE

(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は28日、ロシア軍に対する反転攻勢の準備が終わりつつあるとの見解を示した。オンライン上の情勢説明で述べた。

「次の問題は参謀本部次第」とし、「神の意思があり、天候条件が整い、司令官たちの決定があれば直ちに実行する」と主張した。

反攻に投入される兵器を既に確保したのかとの質問には、米国が提供を約束した主力戦車「エイブラムス」は間に合わないと指摘。ドイツの主力戦車「レオパルト2」と英国の主力戦車「チャレンジャー」は届いたとし、「レオパルト1」もこの後に到着すると述べた。

様々な型式の装甲車両を多数保持しているとし、歩兵戦闘車「ブラッドレー」、同「マルダー」や装甲戦闘車両「ストライカー」などに言及した。

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は先に、外国の支援国がウクライナへ約束していた戦闘車両のうち98%以上が既に引き渡されたとも明かしていた。

ウクライナのマリャル国防次官は先週、軍事戦略上の問題などを踏まえ、反攻の開始やその時期は発表しないと宣言していた。

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