北朝鮮の弾道ミサイル2発、「変則軌道」で飛翔か

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北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記/KCNA/Reuters

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記/KCNA/Reuters

韓国・ソウル(CNN) 韓国当局によると、北朝鮮が27日午前、短距離弾道ミサイル2発を朝鮮半島東部沖の海上に向けて発射した。

日本当局はこの2発のミサイルについて、「変則軌道」で飛翔(ひしょう)した可能性があるとの見方を示し、最高高度は50キロ、飛距離は約350キロだったとしている。

変則軌道から判断すると、今回は弧を描いて飛ぶ通常の弾道ミサイルではなく、制御可能なミサイルだった可能性がある。

北朝鮮のミサイルは、米韓が朝鮮半島南部で大規模な合同軍事演習を行っているタイミングで発射された。

27日のミサイル発射を受けて韓国軍は、4月上旬まで軍事演習を継続すると表明した。

韓国の南部沿岸付近にいる米海軍の空母「USSニミッツ」と強襲揚陸艦「USSマキン・アイランド」は、週内に演習に参加する準備を進めている。

北朝鮮は、米韓合同軍事演習が実施されるとミサイルを発射する傾向がある。

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