北朝鮮、核の搭載可能な水中無人艇の実験実施 朝鮮中央通信

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北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記(左)自ら実験を主導したと報じた/Courtesy Rodong Sinmun

北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記(左)自ら実験を主導したと報じた/Courtesy Rodong Sinmun

北朝鮮は水中ドローン実験のほかに、核の搭載が可能な巡航ミサイルの実験実施も発表した。

KCNAによると、亜音速ミサイル4発は22日、1500キロと1800キロの楕円(だえん)形と8の字型を描きながら飛行した後、日本海の目標に命中した。

22日の演習では、「戦略巡航ミサイル部隊に戦術的核攻撃作戦の遂行手順を習得させた」としている。

労働新聞は、この巡航ミサイルと水中ドローンを写したとされる写真をウェブサイトに掲載した。

KCNAは「米国と韓国がエスカレートさせている無謀な軍事的挑発」に対抗するため、北朝鮮は核兵器を開発する必要があると伝えている。

米韓は過去5年で最大規模となる合同軍事演習を、朝鮮半島南部で実施していた。

北朝鮮は先週も大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験を行うなど、さまざまなミサイル実験を続けている。

梨花女子大学のイーズリー氏は「北朝鮮のICBM実験は、潜在的に米国の都市を破壊できるという見え透いた脅しだ」と述べ、「このところの短距離ミサイル発射には、韓国と日本を狙う自称戦術核兵器の信憑(しんぴょう)性や統制を強める狙いがある」と分析している。

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