ウクライナへの支援額、国別で米が首位 英独カナダ続く

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(CNN) ドイツの「キール世界経済研究所」は26日までに、ロシアによる侵略を受けてから1年以上となったウクライナへの支援額について国別では米国が依然、首位になっていると報告した。

侵攻が始まった昨年2月24日から今年1月15日までの間にウクライナ向けに供与や表明されるなどした1500億米ドル以上の支援額を調べたデータに基づく。

米国の支援額は、財政面、人道援助や軍事面を含めこれまで約781億ドルに達した。欧州連合(EU)加盟国や関係組織による550億ドルに近い合計分を上回る水準になっている。

同研究所や米セントルイス連邦準備銀行によると、国別で米国に次いだのは英国の約89億ドル。ドイツが約66億ドル、カナダ約43億ドル、ポーランド約38億ドル、フランス約18億ドル、オランダ約15億ドル、ノルウェー約13億ドルに、日本とイタリアのそれぞれ約11億ドルなどが続いた。

ただ、EU加盟国の拠出額は、EU関係組織を通じた分は含まれていない。

一方で、ウクライナに近いバルト3国やポーランドによる支援額は国内総生産(GDP)比で見た場合、1~4位を独占した。首位のエストニアが1.07%で、ラトビア0.98%、リトアニア0.65%にポーランドが0.63%だった。

米国は0.37%、英国0.32%にドイツは0.17%だった。

バルト3国で支援額の最多はリトアニアの約3億7500万ドルだった。

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